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【英語の雑学】語彙力で英文を理解していませんか?

英語雑記

みなさん語彙力で英文を読んでいませんか?
もし読んでいる方がいればそれは危険信号かもしれません。

なので今回はその語彙力(ごいりょく)で英文を理解することについてお話したいと思います。

語彙力とは

語彙力とは理解できる英単語数です。
英語だとボキャブラリーと言ったりします。

この語彙力で英文を読んで理解しているつもりになると後々大変なことになってしまうんです。

 

語彙力で読んじゃだめなの?

私自身、英語の勉強法とは正解がないと考えているのでダメとは言えないのですが効率的にあまりよくないと感じています。

具体的になぜおすすめしないかと言うとわかったふりをしてしまうからです。

どの勉強でもわかったふりをすると必ず後で痛い目を見ますよね。そして英語の場合、短い文章だと理解できるのに長文は読めないなんてことになりかねません。

 

どの部分がどの品詞なのか理解できるということ

そして以前もお伝えした英文のどの部分がどの品詞なのか予想できる力は重要です。

例を出しますと

昨日友達とナラタハサへ行った。

ナラタハサって何って思いますよね?

実際この言葉は今適当に思いついた地名なんですが、でも何となく場所の名前っていうのはわかったのではないでしょうか?

それは私たちが文法も完璧でその単語が名詞であることが理解できているということですよね。(意識的でも無意識でも)

 

ではここで英語に置き換えて見ましょう。

I went to Naratahasa with my friend.

前提としてあなたは「wentNaratahasa」という言葉は知らないとします。

これを聞いた時に文法を知っている人、そうでない人に考え方に違いが出てきます。

 

文法を知っている人とそうでない人の行動

それではその2つの考え方について考えて見てみましょう。

Aさんが言ったこの下記の文章を言います。

A「I went to Naratahasa with my friend.」

そして文法を知らないBさん、知ってるCさんの反応が以下です。

 

文法を知らない人 Bさん(昔の私)

B「私は・・・ウェントゥー・・・?」
B「そのあとのナラタハサ?なんだろこれ?」
B「友達となにかしたっぽいけどわからない!」

そしてなんて聞いたら良いからわからないからこう聞き返します。

B「What is ウェントゥー?」
A「”went to” is ・・・」(”went to”は)

口では説明できないため、ジェスチャーへ…

 

文法を知っている人 Cさん

C「私は・・・ウェントゥー?聞いたことない」
C「でも主語の後だから副詞か動詞かな?」
C「でも副詞は最後lyで終わることが多いし、これは動詞だとしよう。」
C「ナラタハサ?明らかに前置詞でないから他動詞ウェントゥーの目的語だな」
C「あとは友達とそれをしたんだな」

そして動詞というところまでは特定できているのでこう聞きます。

C「What kind of verb is ウェントゥー?」(ウェントゥーってどんな動詞?)
A「It’s a kind of “visit” 」(それは”訪問”みたいな感じ)

 

知っていると知らないその結果は・・・

すこし例に出すことが難しかったのですが、いかがだったでしょうか?

またここでは「Naratahasa」にしたのは「Tokyo」などにすると誰でも予測できてしまうからでした。

二人とも動詞がわからない以上は文章の意味はもちろんわかりません。

しかしCさんのほうがどの単語に対しても自信を持ってこれだって確信度が高く具体的にターゲットを絞って質問を返せていますね。

そう!

具体的に何がわかっていないということが重要ということなのです。

 

そうでなければ、何がわからないのかもわからないので聞く事すらできません。

もしネイティブの友達が居たとしても聞いて勉強するチャンスを逃すどころか毎回ジェスチャーで伝えないといけないめんどうな人と思われかねません・・・

なので、どこが自分がわからないことなのか知るという意味で昔の私のようにむやみに語彙を勉強するよりも最低限の文法を勉強した後、効率よく語彙力を伸ばす方が良いと思います。

そして、最低限文法を勉強する前に語彙力を勉強してしまうと、その語彙ごとの品詞などはもちろん意識して覚えてないでしょう。
なのでもう一度品詞を覚え直すという二度手間をくらうことがあります。

 

もちろん語彙力も重要

実はここまで言っておいて語彙力も重要です。

ある程度の文法が入ってくると自分の語彙力のなさに苦しむ時期が来ます。

その時はあなたの文法力が高まっている証拠でもあり、またそこからある程度の語彙力を身につけると入れると今度は文法力にも不足を感じます。

それを繰り返して少しずつ伸びていくと思うので自分自身にがっかりせず、自分が成長している証だとポジティブに考えましょう。

そしてやはり本記事で取り上げましたが、私のように過剰な語彙力を身に着けようとするよりも最低限の文法を先に身につけることをおすすめします。

 

最後に

今回は以前の私の英語学習は非効率だったと感じることがあり、記事として取り上げさせていただきました。

しかし正直に言うと英語学習ではいろんな回り道や寄り道も無駄になることはないので昔の私のように効率を求めすぎて何もできなくならないようにだけお気をつけください。

ではここまでお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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